エディソン•カミングス(Edison Cummings)のランダーブルーターコイズと18K GOLDのリングです。ベースはトゥーファキャスト(Tufa Cast)製法で内側にも同様の仕様を施して自身のネームを一体化にして入れている珍しい製法です。ネームが少し視認しずらいかもしれません。ランダーブルーターコイズは1.3cm X1.2cmのサイズになります。リングのサイズは15号エディソン•カミングスは1962年生まれのナヴァホ族のアーティストです。幼少の頃から描画に取り組み高校卒業時ではサンタフェのIAIA(Institute of American Indian Arts)で絵画を始め、3次元アートを学びながらジュエリー製作に自身のアートワークを移して行きました。その後、アリゾナ州立大学を卒業後は1990年からナヴァホジュエリーアーティストの巨匠ケネス•ビゲイがかつて在籍していたWhite Hogan Halleryでジュエリー創作を行い、1996年以降はサンタフェインディアンマーケットやフェニックスハードミュージアムショー等のメジャーなインディアンアートショーで多くの賞を獲得して有名なアーティストとして認められています。彼が作るジュエリーの特徴は、トゥファキャストと呼ばれる鋳造技術を使いシルバーに独特な表情を創りだします。今回の作品もトゥファキャストをベースにランダーブルーターコイズと18K GOLDの組み合わせに取り組んだものです。ランダーブルーターコイズはターコイズの聖地ネバダ州で3大ターコイズと呼ばれている鉱山があります。ナンバーエイト、ローンマウンテン そしてランダーブルーです。その中でもランダーブルーは1973年の発見と比較的新しいのですが採掘量が約40Kgと大変少ない採掘量の為、当然入手が難しく現在では『幻のターコイズ』とも言われています。特徴は美しく深い青色(蒼らしい青)で青い石に鉱物が描く線が入り込むのではなく、小さな青い石の周りに黒い鉱物が集まるという、ターコイズの形成過程の違いのようです。美しい蒼色の石に細かなスパイダーウェブが魅力でターコイズの中の最高級の位置付けになりますので、財産としての価値を持つターコイズです。そして上質な18K GOLDがランダーブルーをし支えるデザインになります。